移動支援

バスや電車の利用方法を身につけるトレーニングでは、子供たちが運転手さんとコミュニケーションを取りながら運賃を払ったり、時刻表を見て自分の乗る電車や時間・場所を調べたり、具体的な実践を通じてスキルを磨いています。成長とともに1人で移動することが増え、高等学校や高等支援学校への進学は1人で通学することが求めれる場合もあるため、将来の自立に向けて、早い時期から繰り返し練習することが大切です。

社会貢献ボランティア

地域交流を兼ねた清掃活動「ちょボラ」はごみ拾いなどの地域美化活動に取り組んでいます。清掃した場所がきれいになることで達成感を感じ、地域やコミュニティから喜ばれたり褒められたりすることで自己肯定感も高まります。子供たちの楽しい体験が自己成長と社会貢献の機会になるように取り組んでいます。

ソーシャルスキルトレーニング

相手の気持ちを想像する「感情当てゲーム」や仲間と行う「ひまわり育成」では、集団生活に欠かせない協調性やルールを学びます。言語表現、聴覚的な理解、非言語コミュニケーションなど、他者との良好な人間関係を築くために必要なスキルを身につけることで将来、子供たちが豊かな人生を生きるための力へとつながります。

ビジョントレーニング

視覚的な課題に直面する子供たちや発達障害を持つ子供たちの成長において、物体の位置や距離を正確に認識したり、視覚的に得た情報を記憶し集中して動作に取り組むことは、空間認識能力を高めるために重要です。文字の読み書きや片付け・整理整頓、地図が読めるようになるなど、今後の充実した生活につながる力が身につきます。

オンラインコミュニケーション

子供たちが自分の考えや感情を他者と共有する機会を通じて成功体験を積むことで、他者との対話や共感に自信を持つことができます。カラオケ大会やオンラインミーティングは人気の企画で、パフォーマンスやアイデアを発信することを楽しみながら、ビデオ編集などの技術スキルを習得する機会にもなります。

臨床心理士相談会

毎月、保護者と事業所、臨床心理士および言語聴覚士の視点でお子様の日々の学校やご家庭での様子を共有することで、連携しながら支援を行います。保護者の方の不安にも寄り添いながら、子供たちの成長に合わせた取り組みを考えます。